高齢化社会における看護師のお仕事を考える

患者さんとの思い出と看護師のお仕事

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このサイトについて長年看護師として勤めた経験と思い出を離職した機会に徒然に書いてみました。
これから看護師を目指す人の参考になればいいなと思っています。

看護師のお仕事を考える

看護師のお仕事を考える高齢化社会が進む日本で、医師や看護師不足は社会問題になっています。毎年看護師の資格を取る人は5万人以上いて、増え続けているはずなのに、実際は医療現場に就職しない人や就職しても離職する人がたくさんいて、不足の状態は変わっていません。今、看護師が働くことのできる職場は多様化して、従来の病院や診療所だけではありません。そんな現実を確認してもらって、看護師の必要とされている状況を再認識してほしいのです。若い人には看護師の資格を得ることの意味を考えてほしいですし、離職した人や未就職の看護師には、転職サイトの利用などで是非現場に復帰してほしいのです。

看護師の仕事の種類

私は長年、病院勤務の看護師として仕事をしてきました。近年は高齢化社会が進んできて、通院や入院するお年寄りのほかに介護施設で生活するお年寄りも増えてきました。そんな流れの中で看護師の仕事も多様化して、病院だけが看護師の仕事場ではなくなってきました。また仕事の内容も私が看護師になったときよりも多くなったような気がします。
その職場は、病院、診療所にかぎらず、介護施設や公的機関、学校、大企業など様々です。

看護師のキャリア入門

私にとっては看護師としてのすべての経験がキャリアでした。その原点は人の役に立ちたい、病気で困っている人の手助けをしたいということで、それを実現するために看護学校に入って、一生懸命勉強をして、看護師の資格を取ったのです。
看護師になってからは、患者さんのためになることは何かということを考えて仕事をしてきました。その過程で新しい医学の知識を勉強したり、外部で行われる看護師のセミナーや講演会に参加したりもしました。
それらの積み重ねが今の私の支えになっています。

看護師の転職

看護師は転職する人が多い仕事です。看護師の転職が多い理由はいろいろ考えられますが、一般に言われているのは、「看護師は勤務時間も不規則で長時間勤務となることもあり、きつい仕事」「性格のきつい人も多く人間関係が大変」「職場を変えたいと思ったときに、看護師は不足しているので資格があればすぐに就職ができる」といった流れです。
しかし、最近は転職せずに、辞めたままの若い看護師が少なくないと聞きます。せっかく取った看護師の資格ですから、別な職場で生かしてほしいと思います。

【おすすめ記事一覧】

看護師の人間関係事情
看護師の人間関係事情

どんな職場でも人間関係の悩みや問題はあることなのですが、病院での上司や同僚との関係は、一般の企業より厳しい気がしています。それは患者さんの命を預かっているという強い責任感から、医師や同僚、あるいは現場のスタッフと本音のやり取りをしているからだと思います。本音のやり取りは、どうしてもストレートな言葉遣いになることも多く、それに慣れることができない人には大きなストレスになります。私自身、新人の頃には先輩の言葉に涙したという思い出もあります。看護師の人間関係事情の続きはコチラ

がん治療の患者さんとの思い出
がん治療の患者さんとの思い出

私が看護師として勤務していた30年余りの間にいろいろな患者さんを担当しましたが、がん患者さんも多くいらっしゃいました。
今でこそ、手術や化学療法などで完治するようになりましたが、以前は不治の病として、医師は家族には伝えるけれども本人には告知しないという時代もありました。私が初めて担当したがん患者さんのことは今でもよく覚えています。病名は知らされていなくても察するものがあるのでしょう。気分が沈みがちの患者さんを、そこから引き上げて、明るく元気に治療に向かわせるのも看護師のお仕事です。がん治療の患者さんとの思い出の続きはコチラ

看護師の転職
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看護師は転職する人が多い仕事です。看護師の転職が多い理由はいろいろ考えられますが、一般に言われているのは、「看護師は勤務時間も不規則で長時間勤務となることもあり、きつい仕事」「性格のきつい人も多く人間関係が大変」「職場を変えたいと思ったときに、看護師は不足しているので資格があればすぐに就職ができる」といった流れです。
しかし、最近は転職せずに、辞めたままの若い看護師が少なくないと聞きます。せっかく取った看護師の資格ですから、別な職場で生かしてほしいと思います。看護師の転職の続きはコチラ