長年の看護師経験から語る患者さんの思い出

患者さんとの思い出と看護師のお仕事

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このサイトについて長年看護師として勤めた経験と思い出を離職した機会に徒然に書いてみました。
これから看護師を目指す人の参考になればいいなと思っています。

看護師の語り場~患者さんとの思い出~とは

私の30年間にわたる看護師生活の中には、つらいことや悲しいこと、うれしいことや楽しいことがたくさんありました。
勤務時間に苦労したり、人間関係に悩んだり、がん患者さんやターミナル期の患者さんの看護をしながら、いろいろな大切ことを教えていただいたり、貴重な体験をたくさんしてきました。それもこれも看護師という仕事のおかげです。
看護師の仕事を通じて、出会った人の思い出を語りながら、看護師の仕事についても考えてみました。
看護師の語り場~患者さんとの思い出~とは

記事一覧

看護師の夜勤事情

看護師の夜勤事情看護師の病院勤務には夜勤はつきものです。シフトの形態はいろいろですが、一定の周期で夜勤の当番が回ってきます。
私は、看護師になりたての頃、夜の病院が苦手でした。はっきりいうと怖かったのです。でも、実際に夜勤を始めてみると、夜の巡回やナースコールの対応、点滴の交換や身体の不自由な人の床ずれ防止のための寝返りの補助などなど、やることがいっぱいで、怖がっているひまはありませんでした。つらいとはいえ、夜勤は絶対に必要な業務なのです。看護師の夜勤事情の続きを読む

訪問看護師の患者さんとの思い出

訪問看護師の患者さんとの思い出母が認知症になったタイミングで私は看護師を離職しました。その母の訪問看護をしてくださっていた看護師さんの心配りはすばらしく、その秘訣を聞いてみました。
そこで、訪問看護師さんが印象に残る患者さんとのふれあいの一端を教えていただきました。
訪問看護師には訪問看護師の苦労があり、プロの仕事の流儀があるのだなと納得したのです。訪問看護師の患者さんとの思い出の続きを読む

看護師の仕事の種類

看護師の仕事の種類私は長年、病院勤務の看護師として仕事をしてきました。近年は高齢化社会が進んできて、通院や入院するお年寄りのほかに介護施設で生活するお年寄りも増えてきました。そんな流れの中で看護師の仕事も多様化して、病院だけが看護師の仕事場ではなくなってきました。また仕事の内容も私が看護師になったときよりも多くなったような気がします。
その職場は、病院、診療所にかぎらず、介護施設や公的機関、学校、大企業など様々です。看護師の仕事の種類の続きを読む

看護師のキャリア入門

看護師のキャリア入門私にとっては看護師としてのすべての経験がキャリアでした。その原点は人の役に立ちたい、病気で困っている人の手助けをしたいということで、それを実現するために看護学校に入って、一生懸命勉強をして、看護師の資格を取ったのです。
看護師になってからは、患者さんのためになることは何かということを考えて仕事をしてきました。その過程で新しい医学の知識を勉強したり、外部で行われる看護師のセミナーや講演会に参加したりもしました。
それらの積み重ねが今の私の支えになっています。看護師のキャリア入門の続きを読む

【おすすめ記事一覧】

看護師の人間関係事情
看護師の人間関係事情

どんな職場でも人間関係の悩みや問題はあることなのですが、病院での上司や同僚との関係は、一般の企業より厳しい気がしています。それは患者さんの命を預かっているという強い責任感から、医師や同僚、あるいは現場のスタッフと本音のやり取りをしているからだと思います。本音のやり取りは、どうしてもストレートな言葉遣いになることも多く、それに慣れることができない人には大きなストレスになります。私自身、新人の頃には先輩の言葉に涙したという思い出もあります。看護師の人間関係事情の続きはコチラ

がん治療の患者さんとの思い出
がん治療の患者さんとの思い出

私が看護師として勤務していた30年余りの間にいろいろな患者さんを担当しましたが、がん患者さんも多くいらっしゃいました。
今でこそ、手術や化学療法などで完治するようになりましたが、以前は不治の病として、医師は家族には伝えるけれども本人には告知しないという時代もありました。私が初めて担当したがん患者さんのことは今でもよく覚えています。病名は知らされていなくても察するものがあるのでしょう。気分が沈みがちの患者さんを、そこから引き上げて、明るく元気に治療に向かわせるのも看護師のお仕事です。がん治療の患者さんとの思い出の続きはコチラ

看護師の転職
看護師の転職

看護師は転職する人が多い仕事です。看護師の転職が多い理由はいろいろ考えられますが、一般に言われているのは、「看護師は勤務時間も不規則で長時間勤務となることもあり、きつい仕事」「性格のきつい人も多く人間関係が大変」「職場を変えたいと思ったときに、看護師は不足しているので資格があればすぐに就職ができる」といった流れです。
しかし、最近は転職せずに、辞めたままの若い看護師が少なくないと聞きます。せっかく取った看護師の資格ですから、別な職場で生かしてほしいと思います。看護師の転職の続きはコチラ