転職しても看護師は続けましょう

患者さんとの思い出と看護師のお仕事

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このサイトについて長年看護師として勤めた経験と思い出を離職した機会に徒然に書いてみました。
これから看護師を目指す人の参考になればいいなと思っています。

看護師の転職

看護師は転職する人が多い仕事です。私は出産や育児のために2度休職をしましたが、転職はしたことはありません。そういった意味では看護師としては珍しいほうかもしれません。
看護師の転職が多い理由はいろいろ考えられますが、一般に言われているのは、「看護師は勤務時間も不規則で長時間勤務となることもあり、きつい仕事」「性格のきつい人も多く人間関係が大変」「職場を変えたいと思ったときに、看護師は不足しているので資格があればすぐに就職ができる」といった流れです。
確かに、人の命を預かる責任が重い職場ですので、仕事上の会話はストレートで厳しい言葉が行き交うことがあります。それをストレスに感じてやめてしまう若い看護師も少なくありません。でも、せっかく取った看護師の資格ですから、辞めたままにせず、別な職場で生かしてほしいのです。
看護師の転職

転職者の事例

私も長く勤めましたので、転職をした看護師をたくさん知っています。
例えば、結婚してご主人の転勤で転職を余儀なくされたケースでは、たまたまこちらの院長先生が転勤先の町にある病院を知っていたので、紹介をしてもらい、転勤のように転職をした看護師がいます。給与が少し上がったとのことで、うまくいった転職といえるかもしれませんね。
また、別のケースでは、チームで仕事をしていた看護師のひとりがほかのメンバーと反りが合わず、浮いた格好になり、結局隣町の病院へ転職しました。その後、彼女の共通の知人から聞いた話によると、その病院での待遇はうちの病院より悪く、残業が増えたのに給与は下がって後悔しているとのことで、その数ヶ月後にはそこも離職してしまったとのことでした。
また、別の若い看護師は、職場にはなんの不満もなかったけれど、担当した患者さんが亡くなったのがショックで、人が亡くならない職場がいいと、中学校の医務室の職に転じていきました。

転職先探しにネットを活用する

看護師の資格を持っていれば、就職には非常に有利です。仕事の内容はたしかに大変ですが、やりがいもありますし、給与もほかの職業の同級生と比べても断然多くもらえます。それでも、離職や転職が多いのは、その仕事内容のせいだと思われますが、世間にはいろいろな病院がありますので、自分にあった職場を探して是非復職をしてほしいと思います。
今はインターネット社会で、ネットを通じて、転職先を探すのも容易ですし、転職用のいいサイトもあると聞きます。
最近、知人の娘さんが、「レバウェル看護」というサイトを通じて、転職をしたという話を聞きました。
普通に表示される求人情報のほかに、登録をすると見ることができる非公開求人情報が10万件以上もあるので、近所の病院の情報も知ることができて、非常にいいサイトだということです。
このサイトで応募する

「レバウェル看護」で転職先を探すメリット

「レバウェル看護」では登録から転職までのサポートがすべて無料なうえに、登録者の相談に乗ってくれるアドバイザーがいるので、サイト上の情報だけではわかりづらいことも、質問すると答えてくれるそうです。その場でわからないことや、個人が病院に直接聞きづらい給与や勤務時間の待遇面や雇用条件を調べてくれたり、本人に代わって病院と交渉してくれたりするらしいので、利用者にはすごくありがたいとのこと。知人の娘さんはプロ野球選手の代理人みたいに交渉してくれたと喜んでいたようです。(プロ野球の代理人というのが、どんな人かはわからないのですが)
そして、転職した後もささいなことでも困ったことはないかとフォローをしてくれたとか。
ほんとうに至れり尽くせりのサービスのようです。
いずれにしても、看護師は社会の宝なので、離職してしまった人はそのままにせずに、是非新たな活躍の場を見つけて、現場に復帰してほしいです。私のような歳になっても、可能であれば、また復職したいと思っていますから。

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看護師の人間関係事情
看護師の人間関係事情

どんな職場でも人間関係の悩みや問題はあることなのですが、病院での上司や同僚との関係は、一般の企業より厳しい気がしています。それは患者さんの命を預かっているという強い責任感から、医師や同僚、あるいは現場のスタッフと本音のやり取りをしているからだと思います。本音のやり取りは、どうしてもストレートな言葉遣いになることも多く、それに慣れることができない人には大きなストレスになります。私自身、新人の頃には先輩の言葉に涙したという思い出もあります。看護師の人間関係事情の続きはコチラ

がん治療の患者さんとの思い出
がん治療の患者さんとの思い出

私が看護師として勤務していた30年余りの間にいろいろな患者さんを担当しましたが、がん患者さんも多くいらっしゃいました。
今でこそ、手術や化学療法などで完治するようになりましたが、以前は不治の病として、医師は家族には伝えるけれども本人には告知しないという時代もありました。私が初めて担当したがん患者さんのことは今でもよく覚えています。病名は知らされていなくても察するものがあるのでしょう。気分が沈みがちの患者さんを、そこから引き上げて、明るく元気に治療に向かわせるのも看護師のお仕事です。がん治療の患者さんとの思い出の続きはコチラ

看護師の転職
看護師の転職

看護師は転職する人が多い仕事です。看護師の転職が多い理由はいろいろ考えられますが、一般に言われているのは、「看護師は勤務時間も不規則で長時間勤務となることもあり、きつい仕事」「性格のきつい人も多く人間関係が大変」「職場を変えたいと思ったときに、看護師は不足しているので資格があればすぐに就職ができる」といった流れです。
しかし、最近は転職せずに、辞めたままの若い看護師が少なくないと聞きます。せっかく取った看護師の資格ですから、別な職場で生かしてほしいと思います。看護師の転職の続きはコチラ